髪・体毛・爪・汗腺の病気の症状|知っておき隊

髪・体毛・爪・汗腺の病気

体調不良の症状から疑われる原因である病気の名称を表示していますが、病名の見当をつけるためではありません。専門知識がなく自己判断をするのは危険です。病院に行ったときに医師に伝える症状の一つとして活用してください。また、どの受診する診療科の目安がつきます。

髪・体毛・爪・汗腺の症状

髪・体毛・爪・汗腺の症状

 

毛髪の病気

毛髪の病気としては、遺伝的な体質からくる自然発生的な脱毛症状や、円形脱毛症のようにストレスやアレルギーなどが原因で、毛が抜け落ちるものがあります。
白髪は毛の老化でメラニン色素が減少しておきるものですが、ストレスなどでも進行を早めます。

 

汗腺の病気

汗腺の病気は、多汗症や無汗症など発汗状態の異常があります。

 

皮脂の分泌に障害

皮膚の皮脂の分泌が活発なすぎると、よくニキビなどができます。
また、皮脂の分泌が多いとフケが出ますが、フケそのものは病気ではありません。

 

しかし、フケが多すぎると、脂漏性皮膚炎などの炎症をおこしたり、毛髪が抜けるなどの原因になります。逆に、皮脂の分泌が少なすぎると、皮膚がカサカサになって乾皮症などがおきます。

 

爪の異常

爪の異常は色の変化や、溝やすじができたり、剥がれて変形したりします。
色の異常としては、アジソン病やウィルソン病で、黒や褐色の色素沈着が現れたり、
肝硬変・若年性糖尿病・慢性腎炎などで、白班が現れたりすることがあります。

 

このように爪は、様々な全身の疾患や皮膚の疾患により、症状として現れてくるのです。
全身の疾患とは別に、爪だけが異常を起こす場合がありますが、爪全部に同じような異常が現れたら全身の症状、特定の爪だけに限られるのは、爪そのものの疾患です。


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