高血圧症として日本は本態性高血圧症が9割を占めます。二次高血圧症は若い人に多く、元となる病気がある高血圧症です。自ずと、本態性高血圧症と二次高血圧症では治療の仕方が違ってきます。
レイノー病とレイノー症候群
レイノー病は寒さや冷たさに対して過剰に血管が反応して収縮し、急に血流が悪くなるものです。原因が特定されていなレイノー病と、原因が特定されているレイノー症候群とに分かれており、壊死や生命にかかる病気ではありません。
血管外科・内科
レイノー症状は原因がわからないレイノー病と、原因が特定されているレイノー症候群とに分かれています。
寒さや冷たさに対して過剰に血管が反応して収縮し、急に血流が悪くなるものです。
壊疽をおこしたり、生命にかかわることはありません。
手足の指が蒼白になって、手足が蝋人形のような色になり、
しびれて痛みを感じ、やがては感覚がなくなります。
このような症状をレイノー症状と呼びます。
血管拡張薬や血小板凝集抑制薬などを使用し、手術が必要になることはありません。
血管がつまる膠原病やバージャー病が原因となることは良く知られています。
チェンソーの振動でおきる白ろう病もレイノー症候群のひとつです。
レイノー症状が強くて、指がむくんだり潰瘍ができることもあります。
原因となる病気をまず治療することが優先です。
レイノー症候群そのもの治療としては、血管拡張薬や血小板凝集抑制薬などを使用し、
症状によっては手術をします。