肝臓の病気の症状と治療法|知っておき隊

肝臓の病気の症状と治療

肝臓は病気の障害があってもすぐ症状が出るわけではありません。症状が出たときには、病状がかなり進行しています。病気としてはアルコールやウィルスなどの肝炎で、ウィルス性のものは、A型、B型、C型、E型などあります。

肝臓は物を言わない臓器

肝臓は物を言わない臓器

 

肝臓には重要な働きがいくつかあります。
以下のように、肝臓は栄養素などを生産、加工、貯蔵する働きをしています。

 

栄養素の代謝

栄養素の代謝三大栄養素である糖質、脂質、たんぱく質などの代謝が行われます。
糖質代謝は、ブドウ糖をグリコーゲンに変えて肝臓に貯蔵します。
脂質の代謝は、肝臓にある脂質を中性脂肪に変えたりコレストロールの処理を行います。
タンパク質の代謝は、タンパク質を肝臓に運び各種の酵素を合成します。

 

解毒と排泄

体外から入ってくる、体内で生じた有害物質や薬剤を、肝臓で無害に、
水に溶けやすくして排泄するものです。
この有害物質は肝臓から尿として排泄されたり、腸から便として排泄されます。

 

胆汁の生成と分泌

脂肪の分解に必要な胆汁を肝臓で生成して分泌します。

 

その他の働き

不要になった各種のホルモンを不活性化させるホルモン代謝や、
ビタミン類を活性化させたり、貯蔵する働き、循環血液量の調整をします。

 

肝臓の病気

肝臓は大きな臓器で、細胞の再生力も活発なので、病気の障害があっても
すぐ症状が出るわけではありません。
症状が出たときには、病状がかなり進行していることが多いのです。

 

病気として多いのは、アルコールやウィルスなどの急性あるいは慢性の肝炎です。
ウィルス性のものは、A型、B型、C型、E型などあります。


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