舌に出来た炎症を総括して舌炎、舌の表面に白く縁どられた赤い斑点ができる地図状舌、他の菌が増殖する菌交代現象によっておこる毛舌の症状と治療法
顎関節症・顎関節脱臼
顎に過度の負担をかけた場合におこる顎関節症、顎の関節が外れる顎関節脱臼、唾液の中の石灰分が沈着して唾石となる唾石症の症状と治療法
耳鼻咽喉科・口腔外科
咬み合わせが悪かったり、必要以上に強くかみしめて、顎に過度の負担をかけた場合におこる顎関節の機能障害です。
物を噛んだり、口を大きく開けたりしたときに、両耳の穴の前方にある顎関節部に、関節がこすれるような異常な雑音を伴う痛みがあります。
また、人によっては、顎関節部の異常だけでなく、頭痛、めまい、吐き気などの症状が出る場合があります。
顎に負担がかかる硬い食べ物を避けるようにして、噛み合わせの調整や、温熱療法、電気刺激法など、必要に応じた理学療法が使用されます。
薬剤としては、抗炎症剤が使われます。
急に大きく口を開けたり、不自然なあごの使い方をしたために、顎の関節が外れることをいいます。いわゆる顎が外れることです。
口が閉じられずに唾液が溢れてきます。
頬骨のすぐ下に脱臼した下顎頭が突き出し別人のようになります。
専門の知識がないと危険なので、必ず専門医に整復してもらいましょう。
慢性化した場合は、手術が施される場合もあります。
唾液管や唾液腺の炎症がもとで、唾液の中の石灰分が沈着して唾石となるためにおこります。
特に中年の男性に多い病気です。
食事のときなどに、突然、口の中に激しい痛みが走ります。
唾石が唾液の流出を妨げてしまうためです。
さらにひどくなると額下部が腫れ、舌が動かせなくなります。
手術をすることで、唾石を除去します。