急性・慢性咽頭炎

ウィルスや細菌感染、汚染された空気によって喉に刺激を受けて発症しますが
最も多いのが、風邪の症状で咽頭の粘膜が腫れるケースです。

咽頭粘膜が炎症を起こして腫れ、咽頭痛（喉の痛み）や、
のどの異物感、物を飲み込むときに感じる痛み（嚥下通）などを覚えます。

うがいやトローチなどで咽頭を清浄します。
炎症は消炎酵素剤で抑え、細菌感染による場合は抗生物質の投与が必要です。

副鼻腔炎が慢性化して鼻汁が絶えず、喉に流れ込んだり、
汚れた空気や喫煙による刺激を喉に受け続けることで発症します。
しかし、最も多いのは急性咽頭炎を繰り返し、慢性化するケースです。

咽頭の粘膜や咽頭周辺のリンパ組織が炎症をおこして赤く腫れます。
咽頭痛やのどの異物感など急性咽頭炎と同じような症状です。
咳を伴うことが多いのです。

咽頭の炎症は消炎酵素剤を内服することで抑えます。
慢性化の原因の多くは空気環境にあるので、
空気を清浄に保つことを心掛け、うがいを小まめにし、喫煙しているなら控えることが必要です。