肺、心臓、縦隔などの器官について病気の有無を調べる胸部単純X線撮影検査と腹部の臓器の異常や腹水の有無を調べる腹部単純X線撮影検査です。
血圧測定と心電図検査
高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
心臓が血液を押し出すときに血管にかかる圧力が血圧です。
高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われます。
血圧の正常値は、最低血圧が140mmHg以下、最低血圧が90mmHg以下です。
本態性高血圧症、低血圧症
測定は運動や食事のあとを避け、なるべく安静にした状態で行います。
性別や年齢、季節によっても結果は変わるため、10mmHg程度の差であれば問題ありません。
心臓は収縮と拡張を繰り返していますが、これらの活動のたびに、微量の電流を発生させるため、心電図検査は、この活動電流の変化を波形に記録します。心電図検査は心臓の働きを調べ、不整脈、狭心症の発見、心肥大の診断などに使われます。
不整脈、狭心症、心肥大、心筋梗塞
検査の数十分前からは安静にして、排便、排尿も前もってしておきます。
検査は上半身裸の状態で行われ、靴下やストッキングも脱ぐことになります。