高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
眼底検査と眼圧検査
眼底カメラや眼底鏡で状態を調べることで、目の病気だけでなく、脳卒中などの進行状況を把握できます。眼圧検査は、眼球の圧力の変化を調べる検査で、緑内障の診断には欠かすことのできない検査です。
眼底には静脈や動脈が浮かび上がっていますが、
血管の走り方には一定の規則性があります。
病気にかかると、その規則性に乱れが生じる為、
眼底カメラや眼底鏡で状態を調べることで、
目の病気だけでなく、脳卒中などの進行状況を把握できます。
高血圧、脳腫瘍、くも膜下出血、網膜炎、糖尿病
検査前には散瞳薬を点眼し、点眼すると瞳孔が開くので、周囲が眩しく感じられるようになります。検査後、休憩をして、眼が元の状態に戻るのを待つのが必要ですが、帰るとき、車の運転は危険です。
眼圧検査は、眼球の圧力の変化を調べる検査で、緑内障の診断には欠かすことのできない検査です。
検査は麻酔薬を点眼し、真上をじっと見つめた状態で、シェッツ眼圧計を用いて行われます。
緑内障
検査後は麻酔のために角膜が麻痺した状態が続き、正常眼圧は10〜21mmHgなので、この数値を上回るようであれば、さらに精密な検査が行われます。