高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
胃カメラと大腸ファイバー
胃カメラ(上部内視鏡検査)は口からファイバースコープを挿入して、食道、胃、十二指腸を観察する検査で、大腸内視鏡検査は肛門より大腸ファイバースコープを挿入し大腸を肉眼で観察する検査です。
上部内視鏡検査は口からファイバースコープを挿入して、食道、胃、十二指腸を観察する検査で、特に潰瘍や腫瘍を直接見ることが出来る為、診断に役立ちます。
さらに、ファイバースコープを通して、細い鉗子を挿入して病変部を採り、組織の検査を行います、この検査は病変が悪性か良性かを調べるうえで有用です。
食道静脈瘤、食道潰瘍、食道がん、胃潰瘍、胃がん、胃炎、十二指腸潰瘍
検査を受ける人は前日の夕食以後、食べ物は控えます。
ファイバースコープを通過しやすくするため、喉に麻酔をするので違和感があります。
麻酔にアレルギーのある人や心臓病、前立腺肥大、緑内障の人は申し出る必要がありますし、検査後はまだ麻酔が効いているのですぐに食事はとれません。
大腸内視鏡検査は、肛門より大腸ファイバースコープを挿入し、直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、回盲部を肉眼で観察する検査です。
便潜血反応が陽性の人、直腸検査で異常なところが認められた人はこの検査が必要で、大腸内の炎症や腫瘍などを直接見ることができるため診断に役立ちます。
さらに、ファイバースコープより、細い鉗子を挿入して、組織を探り検査を行い、病変が悪性か良性かを調べるうえで有効です。
大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病
検査の前に、下剤と大腸洗浄液をのみ、排便し大腸をキレイにしてから検査をします。麻酔にアレルギーがある人や、心疾患、前立腺肥大、緑内障がある人は申告します。