CTスキャンとMRI磁気共鳴診断装置で判明する病気

CTスキャンとMRI

CTスキャン(コンピュータ断層撮影検査)はレントゲン撮影では不可能だった人体の断層画像を撮影することで、体内の臓器の状態を立体的に検査し、MRI(磁気共鳴診断装置)は骨の影響を受けないという特徴がある検査方法です。

生体検査でわかる病気

CTスキャン(コンピュータ断層撮影検査)

CTスキャン(コンピュータ断層撮影検査)

レントゲン撮影では不可能だった人体の断層画像を撮影することで、体内の臓器の状態を立体的に検査します。

 

検査はX線CT装置が設置された検査室で行われ、
ベットに横たわった状態で検査部位にX線を照射し、
検出結果をコンピュータで解析します。

 

判明する病気

脳出血、くも膜下出血、肺がん、肝がん、リンパ腫などの臓器腫瘍

 

妊娠している可能性のある人は検査ができません。
検査時はX線を照射するときに数秒間息を止めます。

 

MRI(磁気共鳴診断装置)

MRI(磁気共鳴診断装置)

MRIは、X線を使わない断層撮影法の一つで、骨の影響を受けないという特徴があるため、頭蓋骨で囲まれた頭部、脊髄、腰椎などのほか、血液の流れを調べることができます。

 

検査はMRIがある検査室で行われ、ベットに横たわった状態で、検査部位に磁気を照射します。

 

判明する病気

脳腫瘍、椎間板ヘルニア、子宮癌、早期肝臓癌、胆道疾患

 

MRIは、一回に検査に30〜50分かかります。
検査に電磁波を使うため、心臓ペースメーカーなどを付けている人は受けられません。時計その他の金属はすべて外す必要があります。

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