高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
血液一般検査
便潜血反応検査は、便の中に血液が混じっているかどうかを調べ、虫卵は寄生虫に感染しているかどうかを調べます。
白血球のうち重要なものには、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球などがあります。
病気になると、疾患の種類により、血液の形が変化します。
血液像検査では、これらの増減を調べ、診断の参考にします。
血小板数検査、赤沈検査などと組み合わせて診断します。
血小板の数が正常かどうか診断します。
血小板は出血時に血を止める働きをしているため、数が不足すると、出血が止まらなくなったりします。
成人の男女:血液1立方ミリあたり、13万〜40万個
血小板減少性紫斑病、白血病、再生不良性貧血、敗血病、播種性血管内血液凝固症候群(DIC)
受診の季節や病院の違いによって検査結果が違うことがあります。
赤沈検査は、健康診断などでのスクリーニング検査に使われており、様々な疾患の程度や状況を知るうえで効果的です。
試験管の中に抗凝固剤を混ぜた血液を入れ、それを立てると、赤血球が下に沈み、赤血球が1時間に何ミリ沈むかで病気の状態が判断できます。
感染症、多血症、貧血、肺結核
この検査だけでは診断が決定しないので、異常値の場合は、精密検査を受けます。