高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
血液生化学検査
血清総タンパク検査は、血液中に含まれるタンパクを総称し、血清総タンパクといいます。血清中のタンパクは、アルブミンとグロブリンに分けられ、肝機能障害や腎障害で数値が変わってきます。
血清総タンパク検査は、血液中に含まれるタンパクを総称し、血清総タンパクといいます。
血清たんぱくは身体の働きによって、常に一定に保たれていますが、肝臓や腎臓に障害が発生すると変動がおきてきます。
血清たんぱくの状態を調べることで、疾患の原因を検討します。
6.5〜8.5 g/dl
高たんぱく血症、肝硬変、低たんぱく血症、栄養不良、ネフローゼ症候群、急性腎炎、脱水症
低たんぱくになると、むくみがおこり、胸水や胸水が溜まる症状がみられるようになります。
血清中のタンパクは、アルブミンとグロブリンに分けられます。
アルブミンは肝臓で作られるため、高度の肝機能障害で減少し、また腎障害で尿中へ漏出しても、低アルブミンとなります。
アルブミン:7
グロブリン:3
肝硬変、ネフローゼ症候群、関節リウマチ、多発性骨髄腫
検査前日の食事内容によって、検査結果は微妙に変わってきます。
検査前は、医師の指示に従った生活をすることが大切です。