高年齢の人ほど、心臓病、脳出血などの成人病の予防のために行われる血圧測定で、血圧が正常値よりかけ離れていないか測定します。心電図検査は、活動電流の変化を波形に記録し、心臓の働きを調べます。
血液生化学検査
血液中のブドウ糖を血糖といい、血糖検査をすることは糖尿病診断には不可欠で、ヘモグロビンA1c検査は、糖尿病の検査として、欠かすことのできない重要な検査です。ICG負荷試験は色素を静脈から注射し、排泄状態を調べることで、肝臓の解毒機能を調べることが出来ます。
血液中のブドウ糖を血糖といいます。
血糖は、健康時には正常な濃度を保っているのですが、糖尿病になると、すい臓から出るホルモンのインスリンが不足して、血糖検査では数値が上昇します。
血糖検査をすることは、糖尿病診断には不可欠です。
確定診断には、糖分75gを含んだ水を飲んだ後、30分、60分、90分、120分に血糖測定するブドウ糖負荷試験(GTT)を行います。
空腹時:70〜109 mg/dl
糖尿病、すい臓がん、肝臓病
食後の血糖値を測る必要がありますが、食後の血糖は、個人差があります。
ヘモグロビンA1c検査は、糖尿病の検査として、欠かすことのできない重要な検査です。
この検査では、ぶどう糖とヘモグロビンが結合したグリコヘモグロビンの状態を調べることで、長期にわたる血糖の状態が診断できます。
4.3〜5.9%
糖尿病
検査は空腹時でなくても測定可能で、外来でも糖尿病の経過観察に役立ちます。
ICG(インドシアニングリーン)は、肝機能負荷試験に用いる緑色の色素で、この色素を静脈から注射し、排泄状態を調べることで、肝臓の解毒機能を調べることが出来ます。
ICG検査は、ICGを溶かした溶液を静脈に注入して、15分後に採血し血清中の残量をチェックし、肝機能に障害があると、色素残量は増加します。
15分後に色素残量が10%以下であれば正常で、
残量が30%以上になる場合は肝硬変の疑いが濃厚です
肝硬変、うっ血肝
アレルギー体質の人は、事前に医師に申告します。