血液型検査・梅毒血清反応で判明する病気

免疫・血清学的検査

血液型検査は輸血者と非輸血者間で血液型が適合するかどうかを判断するための検査です。梅毒はトレポネーマ・パリダムと呼ばれる微生物によっておこる代表的な性病の一つで健康診断に欠かせない必須の検査となっています。

血液型と血清の検査

血液型検査

血液型検査

血液型検査は、主に輸血での事故を事前に回避するために行われます。

 

血液型には、様々な型があり、輸血者と非輸血者間で血液型が適合するかどうかを判断するための検査です。

 

血液型判定法には、いくつかの方式がありますが、輸血の場合はABO式、Rh式が用いられます。

 

血液型が合わない場合の疾患

輸血、出産時の免疫反応による副作用

 

輸血時は血液型検査の他に、不規則抗体のスクリーニング検査など、色々な検査が行われます。

 

梅毒血清反応検査

梅毒はトレポネーマ・パリダムと呼ばれる微生物によっておこる代表的な性病の一つで、
ペニシリンの登場以来、患者数は減りましたが、早期発見、早期治療が大切です。

 

また、妊婦や手術患者の検査、健康診断に欠かせない必須の検査となっており、
梅毒血清反応にはSTS、TPHAなどの方法があります。

 

梅毒血清反応検査の正常値

陰性

 

判明する病気

梅毒、膠原病、ハンセン病

 

梅毒の治療にはペニシリンの長期投与が必要で、薬による副作用が考えられますので、医師の指示に従うことが大切です。
梅毒血清反応検査で陽性となっても、必ずしも梅毒ではありません。医師とよく相談してみることです。

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