乳児や幼児などの子供の目の症状。結膜炎・角膜炎・眼瞼縁炎・網膜症・逆さまつげ、弱視・斜視、屈折異常、未熟児網膜症などの症状。
子供の喉の病気
乳児や幼児などの子供の風邪からくる感染症や扁桃腺の感染症などの喉の症状。
小児科
風邪は、感冒や上気道感染症といい、ウィルスや細菌による鼻やのどの感染症です。
子供は風邪をひきやすく、ウィルスの種類が多く順番に感染するため、1年で何回も風邪を引くことになります。それは、病原菌が空気によって運ばれ、ウィルスに対する免疫ができにくいためで、またウィルスに対する免疫もできずらく、免疫ができたとしてもウィルスの寿命が短いためでもあります。
インフルエンザウィルスは冬に発生し流行しやすく、反対に夏に流行するウィルスもあります。このため、特に子供は1年中風邪を引きやすいことになります。
風邪そのものよりも、中耳炎や副鼻腔炎(ちくのう)、肺炎などの合併症が起きるかどうかが問題なのです。風邪を引かないように、日ごろから身体を動かして早寝早起きをして、栄養を取って体力をつけるようにします。
扁桃は外から侵入する病原菌を食い止めるためのリンパ組織です。
扁桃炎は扁桃に細菌が感染して起こり、熱、食欲不振のほか、吐いたり、腹痛を訴えたりすることもあります。
扁桃炎は、小さい子ほど喉の痛みを訴えません。
お腹が痛いということはありますが、これはどこかが痛いということを、「お腹が痛い」という表現をすることがあるためです。
口の中を覗いてみると、扁桃が赤くはれていたり、表面に白い膿のようなものがついていたりします。また、首のリンパ腺が腫れることもよくあります。
扁桃炎がA群溶連菌が原因の場合は、後で急性腎炎やリウマチ熱になることがあるので、出来るだけ早く診察を受け、抗菌薬による治療を受ける必要があります。
扁桃が大きくなって息がしにくくなったり、いびきが止まったりする場合には手術が必要になることもあります。