免疫機能が破壊され様々な病原菌や微生物が繰り返し感染して色々な病気を引き起こす感染症です。成人T細胞白血病は貧血・発熱・寝汗などのほか、皮膚・肺・消化管・肝臓・脾臓・リンパ節などが腫れて、全身にリンパ性白血病の症状になります。
回虫症とぎょう虫症
回虫の卵がふ化して腸に寄生して感染する回虫症、ぎょう虫の卵が肛門近くの大腸に寄生する ぎょう虫症、犬や猫に寄生する回虫の卵が寄生するイヌネコ回虫症の症状や治療法
小児科・内科・消化器内科
回虫の卵がついている食べ物を食べた時、卵は体内でふ化して腸に寄生して感染します。
かつては全国的に多い病気でしたが、現在ではめっきり発病する人は少なくなりました。
下痢や腹痛が続き、稀に回虫が腸以外の臓器に入ると、その臓器の病気になります。
ピランテルパモエイトを内服して駆除するのが有効です。
ぎょう虫の卵が手に着いたり、塵に混じったりしたものが、口から入って感染します。
卵は体内でふ化して、肛門近くの大腸に寄生します。
夜間に成虫が肛門で産卵するために、痒みがでてきて、腹痛や下痢などの消化器障害がおきます。よく「虫がいる」と言われるように、注意力も散漫になります。
ピランテルパモエイトを内服して駆除するのが有効です。
家族の中の一人に卵が見つかったら、家族全員が服薬したほうが良いとされています。
犬や猫に寄生する回虫の卵が糞などを通して、人の口に入り、感染します。
体内に入った回虫の卵がふ化して、全身の臓器に移行して病気となります。
発熱や肝臓の腫れ、虫が入った場所によって、視力障害がでます。
アルベンダゾールを内服します。