目(視力)の弱さである近視・遠視・乱視・斜視・弱視の原因と症状ですが、治療としては、コンタクトレンズをつける、または眼鏡をかけるなどの手当てしかないようです。ただ一般的にはレーシングの手術などがされているのが現状です。
視神経の病気とうっ血乳頭
視神経に炎症がおきるもので失明寸前になる視神経炎、片方の目の視力が急激に低下する虚血性視神経症、視神経の外傷や炎症で発病する視神経萎縮、視神経乳頭が腫れて充血して突き出した状態のうっ血乳頭の症状と治療法です。
眼科
視神経炎は、視神経に炎症がおきるもので、失明寸前になる病気です。
原因としては、眼球や副鼻腔が炎症をおこした影響、またはアルコールや鉛の中毒が考えられます。
何もしなくても目の奥が痛み、眼球を動かしても痛み、視力が低下します。
原因となる病気があれば、その治療をします。
病気がわからない場合は、副腎皮質ホルモン剤やビタミン剤を使用します。
虚血性視神経症の原因は、眼球に近い血管の血行が悪くなって、
視神経に必要な養分が送れなくなるために発病します。
中高年で血流が悪くなる病気を持っていると発病しやすく、
片方の目の視力が急激に低下します。
低下視力は回復しません。
副腎皮質ホルモン剤や血管拡張剤を使用します。
視神経萎縮は、視神経が変形萎縮して、視力が低下し、進行すれば回復しなくなります。
原因は、緑内障、遺伝性の病気、視神経の外傷や炎症などの他、網膜や乳頭の病気です。
視野が狭くなり、視力が低下するとともに、原因によって症状は様々です。
原因がわかっている場合は、まず、治療をします。
副腎皮質ホルモン剤、血管拡張剤を使用します。
眼底の中央より、少し鼻側には網膜神経と血管が集まっていますが、これが視神経乳頭です。
うっ血乳頭というのは、この視神経乳頭が腫れて充血して突き出した状態を言います。
原因としては、脳腫瘍などによる頭蓋内圧が高まることによって発病します。
頭痛、嘔吐など脳に関わる症状が現れてから、視野が狭くなったり、視野の低下を感じます。また、原因を取り除かないと失明することがあります。
原因が脳腫瘍の場合は手術が必要です。