髄膜に炎症が起きる化膿性髄膜炎、化膿性髄膜炎の一種である流行性脳脊髄膜炎、結核菌が髄膜に達して炎症を起こす結核性髄膜炎と髄膜炎といっても多数あります。頭痛はもちろんのこと、背中が硬くなり首を曲げると痛いのです。
原因の80%が交通事故
頭部へ大きな力が加えられることで脳の組織が破壊され障害がおきる頭部外傷、頭部外傷が落ち着いてから、検査をしても異常がないのにも関わらず原因不明でおきる頭部外傷後遺症の症状と治療法です。
脳神経外科
頭部外傷は頭部へ大きな力が加えられることで脳の組織が破壊され障害がおきることです。この原因は交通事故が8割を超え、重症で手遅れの場合は生命にも関わり、後遺症が残る場合もあります。
軽いものから生命にかかわるものまで様々ですが、軽いものでは少しの間、意識障害や頭痛、吐き気などですが、静かにしていれば回復します。
重症の場合は、意識不明が長時間続いたり頭部から出血することがあります。出血した場合には手足の麻痺や神経症状を起こすことがありますし、昏睡状態になることがあります。危険なのは傷を受けたときは軽症だったのに、数時間後に頭痛が強くなったり、意識を失ったりすることです。
皮膚の傷だけなら、縫合するだけでよいのですが、頭蓋の中で出血している場合には症状によっては手術が必要になります。
頭部外傷後遺症は、頭部外傷が落ち着いてから、検査をしても異常がないのにも関わらず原因不明でおきるものです。頭部外傷を受けてすぐ重症の状態より、最初は軽症の場合に多く現れます。
頭重感、めまい、耳鳴り、肩こり、手足のしびれ、倦怠感、食欲不振、性欲減退、記憶力低下、注意力散漫、不眠など様々な自覚症状を感じます。
法廷的な治療法はありませんが、対症療法として薬剤治療や心理カウンセリングをしますが、外傷を受けてから数か月の慢性期になると、治療が困難になります。