胆石症・胆のう炎・胆管炎の治療を助ける食事療法

胆の病気の食事療法

胆石症は胆汁の通り道の胆道に結石ができる病気です。胆のう炎は胆のうに細菌が感染するもので、急性と慢性があり、悪寒や吐き気が現れて高熱がでます。胆管炎は、胆管内に細菌が感染するもので、胆石が胆管に詰まって発症します。

胆石症の食事療法

胆石症は胆汁の通り道の胆道に結石ができる病気です。
結石の数は、小さいものが複数できる、または大きいものが一つできることもあります。
結石を作る成分はコレストロールやビリルビン、カルシウムなどがあります。

 

食事療法のポイント
食事を規則正しくとる

不規則な食事は、結石による痛みが起きる原因となります。
三度の食事は決まった時間にとるようにします。

 

コレストロールを減らして栄養バランスの良い食事をする

結石の原因としては、食生活の変化によるコレストロールの過剰摂取です。
魚介類や肉は栄養価が高いのですが、それでも、コレストロールが多いものを控え、
脂身や甘いものもやめ、野菜も多く摂るようにします。

 

脂肪の多い食事を控える

脂肪は結石の原因かどうかは、わかっていませんが、結石の痛みの原因となるので、
脂肪の多い食品は避けるべきです。

 

胆のう炎・胆管炎

胆のう炎は胆のうに細菌が感染するもので、急性と慢性があり、悪寒や吐き気が現れて高熱がでます。みぞおちや右腹部に激痛があり、黄疸が現れることもあります。

 

胆管炎は、胆管内に細菌が感染するもので、胆石が胆管に詰まって発症することが多いもので、
胆管炎といえば通常は急性を意味しており、症状は胆のう炎に似ています。

 

食事療法のポイント
急性の場合は医師の指示が必要

急性胆嚢炎、急性胆管炎が起きた場合は、とても食べることができません。
医師の指示による治療が、まず必要です。

 

栄養バランスの良い食事を規則正しくとる

暴飲暴食を避け、栄養バランスの良い食事をを規則正しくとります。
三度の食事は決まった時間にとるようにします。

 

高たんぱく質を摂る

体力を維持するために、魚や肉、豆類などの高蛋白質をとり、
魚でも、うなぎ、カニ、卵類はコレストロールが高いので控えます。

たんぱく質

熱やエネルギーになり、身体組織を作る

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