慢性関節リウマチと骨粗鬆症の治療を助ける食事療法

慢性関節リウマチと骨粗鬆症

慢性関節リウマチは、複数の関節が痛むようになり、次第に関節が変化してくる病気で、骨粗しょう症は、骨からカルシウムが溶け出し、骨の中がスカスカになり骨折しやすい状態になります。

慢性関節リウマチの食事療法

慢性関節リウマチは、複数の関節が痛むようになり、次第に関節が変化してくる病気で、
自己免疫が原因と考えられるものの、はっきりした原因は解明されていません。

 

食事療法のポイント
タンパク質を摂る

全身の慢性炎症疾患でもあるので、良質のタンパク質を摂る必要があります。

たんぱく質

熱やエネルギーになり、身体組織を作る

牛ひれ肉・鶏ささみ・魚介類・卵・牛乳・大豆製品

【牛ひれ肉・鶏ささみ・魚介類・卵・牛乳・大豆製品】

 

摂取エネルギーで肥満も痩せすぎも解消する

肥満も痩せすぎも関節に負担がかかり、摂取エネルギーを調整して肥満や痩せすぎを解消します。

 

ビタミン、ミネラルを大量に摂る

慢性関節リウマチは、貧血や骨粗鬆症を合併する可能性があります。
その予防にビタミンB12やビタミンC・Dなどと、鉄やカルシウム、などのミネラルをたっぷり摂る必要があります。

ビタミンB12

発育促進や貧血予防

レバー・のり・魚介類卵

【レバー・のり・魚介類】【卵】

ビタミンC

結合組織生成、アミノ酸の代謝を助け、病原菌の抵抗力をつける

柑橘類いも類緑黄色野菜

【柑橘類】【芋類】【緑黄色野菜・淡色野菜】

ビタミンD

骨や歯を生成する

レバー卵黄牛乳干しシイタケ

【レバー】【卵黄】【牛乳】【干しシイタケ】

鉄分

骨の形成や血液の生成をする

葉菜類・レバー・海藻類・魚介類

【葉菜類・レバー・海藻類・魚介類】

カルシウム

骨や歯の主成分となり、神経系の鎮静作用や筋肉収縮機能維持になる

小魚・チーズ・海藻類・緑黄色野菜牛乳

【小魚・チーズ・海藻類・緑黄色野菜】【牛乳】

 

骨粗しょう症の食事療法

骨粗しょう症は、骨からカルシウムが溶け出し、骨の中がスカスカになり骨折しやすい状態になります。原因の殆どは老化ですが、若いときからの食生活の影響も大きいのです。

 

特に、閉経後の女性では、女性ホルモンによる骨強化作用が著しく減弱しますので、骨粗しょう症の症状がよく見られます。

 

食事療法のポイント
カルシウムをたくさん摂る

小魚、乳製品、大豆製品、青菜などを食べ、中でも牛乳はカルシウム分やビタミンDを含む最適な食品です。

カルシウム

骨や歯の主成分となり、神経系の鎮静作用や筋肉収縮機能維持になる

小魚・チーズ・海藻類・緑黄色野菜牛乳

【小魚・チーズ・海藻類・緑黄色野菜】【牛乳】

 

ビタミンDをたくさん摂る

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けたり、骨からのカルシウムの溶出を防ぎます。魚やシイタケを食べましょう。

ビタミンD

骨や歯を生成する

レバー卵黄牛乳干しシイタケ

【レバー】【卵黄】【牛乳】【干しシイタケ】

 

タンパク質を適切に摂る

タンパク質が不足すると、カルシウムの吸収が悪くなり、逆に多すぎるとカルシウムを体外へ逃がしますので、1日80グラムを目安に適切にとります。

たんぱく質

熱やエネルギーになり、身体組織を作る

牛ひれ肉・鶏ささみ・魚介類・卵・牛乳・大豆製品

【牛ひれ肉・鶏ささみ・魚介類・卵・牛乳・大豆製品】

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