咳や呼吸困難と発熱がある・長期間の咳が出る子供乳幼児の症状

咳と呼吸困難乾いた咳

子供や乳幼児の咳が長期間続いたり、呼吸困難になったり、いびきをかいたり、急に咳き込むような症状がでると心配になります。症状一覧です。

咳や呼吸困難

発熱を伴う場合

疑われる病気 主な症状
風邪症候群 風邪症候群は発熱・悪寒・くしゃみ・鼻水・鼻つまり・声枯れ・咳・痰・頭痛・だるさがある。
インフルエンザ インフルエンザは39度前後の急な発熱と悪寒で発病。だるさ・頭痛・腰痛・筋肉痛・関節痛など全身症状が強いのが特徴。
急性咽頭炎 急性咽頭炎(きゅうせいいんとうえん)は、のどが赤く腫れてヒリヒリして異物感や乾燥感を感じる。物を飲み込むと痛み発熱・だるさなどを伴うこともある。
急性喉頭炎 急性喉頭炎(きゅうせいこうとうえん)は、のどに乾燥感・痛み・かゆみがあり、発熱して咳が出る。声がかれて出なくなることもある。
急性声門下咽頭炎
仮性グループ
急性声門下咽頭炎は、声門下粘膜の強い浮腫をきたしたもので、5歳以下の子供に発病し、ウィルス感染が原因。大きい咳をしたり、呼吸のたびに喉がゼーゼーと鳴って呼吸困難になる。
急性気管支炎 急性気管支炎(きゅうせいきかんしえん)は、38度前後の発熱と乾いた咳で発病。咳は次第に湿り気を帯び、痰が出てくる。強い咳のために胸や腹筋が傷むこともある。
肺炎 肺炎(はいえん)は、咳や呼吸困難、微熱、倦怠感などで、慢性化すると咳を伴うこともあり、重症になると低酸素血症になる
肺化膿症 肺化膿症は発熱や悪寒、咳、痰などがみられ、胸痛は発熱後に刺すような痛みがみられ、深呼吸や咳をすると痛みが治まり、重症になると低酸素血症になる
胸膜炎 胸膜炎(きょうまくえん)は、胸痛・胸部圧迫感・呼吸困難・発熱などがみられ、咳、痰、血痰、体重の減少などもみられることもある。
膿胸 膿胸(のうきょう)は、胸部の痛みや圧迫感、咳、痰、発熱、呼吸困難などの症状が現れ、肺機能が悪化すると低酸素血症になる

 

咳が長期間続く

疑われる病気 主な症状
慢性気管支炎 慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)は、咳と痰が長期間続き、痰は黄色っぽい膿状のもので、起きてすぐや洗面時に咳と共に連続して出てくるのが特徴的
小児気管支喘息 小児気管支喘息(きかんしぜんそく)は、呼吸のたびに喉がゼーゼー、ヒューヒューと鳴って息苦しくなり、咳や粘り気の強い痰が出る。発作は夜中から明け方にかけておこることが多い
気管支拡張症 気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)は、慢性的な咳と痰が主な症状。痰は膿状で、しばしば血痰が出る場合がある。咳は午前中に多く、発熱や胸痛がみられることもある。
百日咳 百日咳(ひゃくにちぜき)は、特に乳幼児に発症し、風邪と同じ症状が現れ、徐々に咳が増えていき、咳は特に夜間に激しく爆発的な咳が連続して起こるため苦しい

 

いびきをかく

疑われる病気 主な症状
アデノイド アデノイドは、鼻が詰まっているため、いつも口を開けて呼吸したり、いびきをかく、中耳炎や難聴になりやすい

 

急に咳き込む

疑われる病気 主な症状
気道異物 気道異物は、食べたり飲んだりしているときに、突然、呼吸困難をおこす。

 

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