高熱・微熱が続く病気
子供の発熱と伴って、鼻水やのどの痛み、咳が出る、息切れする・呼吸困難がある、発疹が出る、もしくはけいれんやひきつけ、腹痛・下痢がある、関節痛がある、目の充血がある、耳が聞こえづらい、頻尿や排尿痛があるときの症状があるときの病名です。
疑われる病気 | 主な症状 |
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熱性けいれん | 熱性けいれんは、乳幼児が高熱を出した後、ひきつけをおこすが、数分で収まる。 |
高体温症 | 高体温症は、感染症、脳血管障害、膠原病、内分泌疾患、悪性腫瘍、薬剤性、肺梗塞、心筋梗塞、熱中症、悪性高熱症がある。 |
ウィルス性脳炎 髄膜炎 |
ウィルス性脳炎は、38度〜40度の発熱、悪寒、激しい頭痛、吐き気、嘔吐、痙攣、意識障害の症状があり、髄膜炎では首の後ろが硬く貼り、前に曲げようとすると痛む。 |
疑われる病気 | 主な症状 |
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腹膜炎 | 腹膜炎(ふくまくえん)は、急性の場合は激しい腹痛、冷や汗、吐き気、嘔吐、チアノーゼなどがみられる。慢性の場合は、腹水、下腹部痛、微熱、消化障害、吐き気、嘔吐などがある。 |
リウマチ熱 | リウマチ熱は、喉に炎症がおき、2〜3週間後、発熱、関節痛、腰痛などが現れる。手足が変な動きをしたり、体にピンク色の発疹が生じることもある。 |
疑われる病気 | 主な症状 |
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結膜炎 角膜炎 |
結膜炎や角膜炎は、目ヤニや涙がでる。若年性関節リウマチや川崎病でも目の充血が現れることがある。 |
疑われる病気 | 主な症状 |
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咽頭結膜熱 プール熱 |
咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)は、38度〜39度の高熱に続いて、目の充血、のどやリンパ節の腫れなど、夏におこることが多い。 |
急性中耳炎 | 急性中耳炎(きゅうせいちゅうじえん)は、耳の強い痛みと発熱で始まり、耳がつまった感じ、難聴、耳垂れがおきる。 |
おたふくかぜ | おたふくかぜは、高熱に続いてから、片耳の下に痛みがおこり、数日後、もう片方の耳の下も腫れてくる。 |
疑われる病気 | 主な症状 |
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尿路感染症 | 尿路感染症(にょうろかんせんしょう)は、発熱、腰痛、排尿時の痛み、残尿感、尿が濁るなどの症状がある。 |
夏季熱 | 夏季熱(かきねつ)は、乳幼児が朝方または夕方から夜半にかけて発熱するもので夏に見られる症状。 |